
先週の金曜日、渋谷でGO-BANG'Sのライブを観ました。
ゴーバンズのライブを観るのは先月の森若さんのバースデーライブ以来でした。つまり2ヶ月連続・・・って事で我ながらゴーバニストの如く参加してしまっています(笑)。やっぱり単純に今(自分の中で)旬なのと、後は毎回色々な曲演ってくれるので飽きない...ってか今回で5回目なのにもう相当数聴けてるのがやっぱり面白いというかサービス精神あるなぁ〜っていうかね。結構アンケート用紙に記述したリクエストの曲演ってくれる事もあったり、毎回期待値が高いというか、、、正直、ある程度演る曲が決まってるよりも色々演るタイプのが「もしかして聴けるかも!?」って希望も抱きやすいじゃないですか。大好きな「BYE-BYE-BYE」と「恋のフリフリ」聴けたんで、次は「BIONIC ROCK」の曲どれでもいいから聴きたいな・・・ってのがゴーバニスト的な今年の目標ですかね。今のところ一曲も生では聴いた事がないので以前からのファンが羨ましくもあります。まあ行き始めたのが去年の初夏からですから、慌てずじっくり...って感じですかね。
今回のライブは、森若さん曰く「アコースティックを強化したい。」って事で去年の真夏に続いてのアコギ中心のトークライブでした。ただ、その時はトーク中心だったのが今回は基本的にアコースティックセットでの演奏が中心でその周りにトークが付いてくる〜というカンジでした。面子はオリジナルメンバーでありボーカリストでもある森若香織さんにkeyのwikaさん、それからEL-MALOやFOEでもお馴染み會田茂一さんの少数精鋭でのパフォーマンスになってました。
会場は今のゴーバンズのホームと言える渋谷LOFT HEAVEN。渋谷には騒がしい方の渋谷と閑静な方の渋谷がありますけど、このハコはかなり落ち着いた方の渋谷にあるハコで相変わらず天国をイメージしてるであろう天井のヒラヒラだったりお洒落なバーの雰囲気が心地良い素敵なハコでございました。小ハコなのでどこからでも観やすいし、椅子ありなのも嬉しくてね、梅酒を飲みながらゆったりと観る〜っていう、良い意味でリラックスして観れる環境なのもこれはこれでライブ!って感じでしたね。
写真撮影OK、かつ、確かSNSなどで是非UPして欲しい等言ってたので後ろの方に写真も載せてます。では、以下。

普段のライブでは滅多にお酒は頼まないんですが、この日は良いかな〜と。
横は森若さんが確か自費で購入して全員に配布してくれたお菓子。甘くて美味しかった。
「皆さん、あけましておめでとうございます。」という挨拶と共に公演はスタート。ちなみに開演時間の記載ミスにより30分楽屋のフリートークで埋めてくれてました。森若さん「今日はマニアックな曲がメイン」「色んな事があっても、取り敢えず楽しく生きましょう。」と前置きをしてアイゴンの牧歌的なギターも心地良かった森若さんのソロ曲「ハッピー・マニア」からライブはスタート。この曲の逸話としては安野モヨコの漫画からそのままタイトルを拝借したらしく、許可を取りに連絡したところ、実は安野モヨコさんもゴーバンズのファンだった。みたいな良い話も付いてました。
「取り敢えず楽しく行こうよ」と呼びかける歌詞の心地良さが生む多幸感にタイトルに偽りなし!と感じつつ、その前に様々な感情を抱えてるバックボーンも透けて見えて尚感情移入しながら聴けた気がする。森若さんの軽快なアコギの音と「どうせいつの日か終わる命なら 取り敢えず楽しくやろうよ」ってフレーズがまた沁みてとても良い始まりにも感じましたね。
バンドよりもアコースティックのが音数的に誤魔化しが効かないから緊張するらしく、更にいつもは昼ライブなので夜ライブだと時間が余ってライブの事をメモしまくってしまうらしい。そこからゴーバンズの「HAPPY BIRTHDAY」の替え歌「Happy New Year」を披露。サビではタイトルの連呼と共に「2026!」と叫ぶスタイルで会場の一体感もあってこれまた心地良い仕上がりになってました。声にキレもあったし、還暦超えても森若さんのボーカルのキャッチーさは健在、アットホームな雰囲気も心地良いし、昨年からこの場所に居付いたばかりなのに、早くも生活に欠かせない空間の一つになってますね…!
最後、普通に原曲通り「HAPPY BIRTHDAY」って歌ってましたけど、個人的に最後は原曲を尊重して戻したのかな。と思って割とフツーに楽しんでたら、後で判明したんですが素で「Happy New Year」って替えて歌うのを忘れてた〜との事。こういうのもトークライブならではの面白さというか・・・言われなければ意図的にそうしたのかと思ってましたね(笑
森若さんの作詞は少女漫画を描くみたいに物語的に書くのが多くて自分語りとかそういうのは基本無かったらしい。でも、その中でもちょいちょい自分要素を入れてた、、、みたいなお話もされてたかな。ちなみに今だとSHISHAMOの宮崎朝子さんもそんな感じの作り方だった様な...何気にガールズロックの血は脈々と受け継がれていってるっていう(宮崎さんがゴーバンズに影響されたのかは不明ですが)。日本のガールズバンドを語る際にPRINCESS PRINCESSとチャットモンチーはよく出てくるけど、GO-BANG'Sも正直もっと出されてても良いよね。とは思う。
次はゴーバンズの楽曲「LUCKY LADY」がプレイされた。カントリー風のアレンジでメロディが格好良かった印象、途中で歌詞の三択して一番多かったものを歌う?みたいな演出もあったけど、結局原曲通りの「運命は私が決める」ってのが一番反応が良くてその通りに歌唱し「wow!」とシャウトする森若さん。この曲もかなり盛り上がったし、改めてゴーバニストの皆さんは思想がロックだなあ!と(笑)。自分も迷ったけどそれにしました。確かに、「元々こうなる運命なのだ。」と静かに受け入れるのも潔いんだけど、正直そうすると自分で自分の成長を止めてしまう気もしてちょっと「勿体ない」って感情も湧いたので...どれも良かったんですけどね。何かどこかで希望を棄て切れて無いのかもしれない。
ここで長めのトークコーナー。wikaさんがクソーと思いながら仕事してる。みたいな事言っててかなり親近感を受けた笑 森若さんの裏話が面白くて「普段お洒落しない、すっぴんだし」「それは若い時もそうでした」「(他の二人(谷島さん、斉藤さん)は電車とか乗りたくないって言ってたけど、私はいつも電車で。誰も気づかなくて」「この電車の中で「夜のヒットスタジオ」出るの私だけだよなとか思ってた」「武道館の時、(気づかれなくて)警備員に止められた」「(街中で)声掛けられた事ない、声で気付かれる事はあった」と全盛期のGO-BANG'Sのエピソードが聴けて正直かなり楽しかった。何気にオリジナルメンバーの話がちょっと出たのが貴重で良かったです。
ここで初期のゴーバンズの楽曲「マーブル・トゥルー」を披露。デビュー曲の「ざまぁカンカン娘」のB面の曲、っていう相当マニアックな選曲。ナチュラルなメロディとwikaさんのコーラスワークも綺麗で聴き応えが良かった。「悪口なんて言えないわ」という健気な歌詞がまた良かった。
この曲が終わってwikaさん「森若さんの曲ってハッピーな曲があまり無いじゃないですか。」と発言すると森若さん「無いのよ!」と食い気味に話してたのも面白かった。wikaさん曰くそれでも恨みつらみや愚痴らずに前向きに生きようとしてるところが好きとか、ニュアンスだけどそんな風な事を言っていた気がする。
お客さんに対して「あたしも変わってるけど、みんなも変わってるよね笑」と褒め言葉(?)も頂きました。まあそもそも好きなものをずっと好きなままで居続ける〜って人の方が少ない感じしますしね。大抵は「懐かしいね。」で終わっちゃうから。でも、いいものはずっといいと思うんですよ。何もかもをアップデートする方が不自然というか、、、個人的な意見ですけど。管理人は未だにゲームボーイカラーが現役ですからね。
このライブに参加する前に、ゴーバンズの曲でアコースティックが似合いそうな曲を考えてそういう曲を聴き込む〜って行為をしてたんですけど、正に「自転車に乗って」は「これ来そうだな。」と感じて何回か聴き込んでたのでここでピッタリと来て正直かなり嬉しかったですね(笑)。たまには勘も冴えるなーというか。
元々アルバム「SAMANTHA」を家でCDで通して聴いてた時にこの曲お気に入りの曲の一つだったんでそういう意味でも聴けて本当に嬉しかった。何でもこの曲はオールナイトニッポンを担当してた時に無茶振りで即興で作った曲らしくて、それ故歌詞の細かい部分が森若さん的には気になるらしいんですけど、しかしリスナー的には想いが成就しなくて「私ってかっこ悪い」って呟く歌詞が可愛くて切なくて感情移入しながら聴けたので大変良かった... 特に管理人は39歳で独身ですので中々に沁みる部分があって気持ちを入れやすかった。ミニマムなアコギの音色と、wikaさんが鳴らす自転車のベルの音が風情があってアレンジ面に関しても素敵な一曲に仕上がっていました。アルバム「SAMANTHA」愛好家としてはまた一曲生回収出来て嬉しい一幕でしたな。あのアルバムはブックレットに森若さんのイラストがいっぱい詰まってるので個人的にはサブスクよりもCDで味わって欲しかったりもする。まあ、両方が一番良いかな?
こぼれ落ちる哀愁に、カラフルなkeyの音色も素敵でこれまた陶酔出来た一曲でした。
先月のライブでも演奏した「シリアルキラー」をこの日もプレイ。アイゴンのi Phoneによるリズムボックスのアレンジも楽しく、森若さんのジャカジャカ鳴らすアコギの音色も実に軽快で心地良かった。し、タイトルはいつか大きな愛に育つ筈だった恋を自ら何度も終わらせてしまった、、、という念から来てるらしく、「詩人みたいに美しくまとめるな」ってフレーズがまたもっとみっともなくてタラタラしたもんだよ。みたいな意志を感じられて尚胸に来る一曲でした。
最後の曲の前にも長めのトーク。
森若さん「バンドってみんな違うことをやってる(から好き)」、そしてwikaさん「(ゴーバンズのライブは)スターの人たちの足を引っ張らない様に毎日練習してます」って発言がまたグッと来た。そして、最後の曲「Freedom」に関して「自分語りしない私の哲学が入ってるんですよ」「みんなが「こういうのがいいね。」って言うと「えっ、そう!?」と思う」「青い空や白い雲より狂ったギターが好き」「君にはいつか話そうか、ってのはお客さんに向けて」とか、この辺かなり怪しいんだけど、ニュアンスとしては合ってると思う。そういう前置きの後で鳴らされたこの「Freedom」がまた歌に迫真のものを感じて正にこの夜のハイライトを刻んでいたな〜って思いました。
歌詞がまた良い。「自由って何の事だ?孤独の事だ」って歌詞には唸ったし、「自分以外は皆 奇人だから」って歌詞にはハッとさせられたというか、「確かに...!!」って素直に感じてしまいました。いや、本当そうだよ。そうとしか言い様がない。尖ってる様で普遍的なフレーズにも感じた。正直誰もが全く異なる環境や影響の中で生きてきた訳で、そうなってくるとそれまでの影響元が違う訳だからそりゃ軋轢やすれ違いも起きるよな。その人にはその人の培ってきた思想があるよなあ。って物凄く得心のいくフレーズに感じて やっぱり森若さんの感性は自分と共鳴する部分も多いな・・・!と素直に感じてしまった最高の出会いでした。 ソロの曲はバンドと比べるとまだ手つかずの部分も多いので未だ見ぬ宝も多そうな気もした。あと、さり気なく「嫌いなものの方がきっと私は多い」って歌詞にも頷いたり、流れる様なメロディラインの美しさと相まってこの曲もまたかなり感情移入しながら聴けた名曲に仕上がっていましたね。こんなにもはみだし者の気持ちを歌ってくれてる曲もあまりない気もするので今後も大切に聴いていきたいと思いました。尚、他人にとっても私は奇人で、人間自体がそういうもんじゃないかと。なんか聴き終えた後すごいスッキリとした気分になれて大変よろしかったです。はい。
貴重なトークに、曲数も昨夏から増えててとっても楽しく、居心地が良い時間でした。
ありがとうございました!
セットリスト
1.ハッピー・マニア
2.Happy New Year(「HAPPY BIRTHDAY」替え歌)
3.LUCKY LADY
4.マーブル・トゥルー
5.自転車に乗って
6.シリアルキラー
7.Freedom


観てた位置的に森若さんがマイクと被ってて申し訳。wikaさん作の衣装がまた素敵ですね。
なんでしょう、アコースティック&トークライブみたいな形、すっごい良いですね。観る前の気負いが観客としては薄いというか、先述の様にゆったりお酒飲みながら楽しむ...みたいな風情ある鑑賞の仕方が出来るのがとてもイイ。演者はまた別かもしれませんが・・・緊張するって仰られてたし。ただ、これはこれで心地の良い大人の嗜みな気がしたのでまた是非鑑賞しに行きたいものです。
そして、次のGO-BANG'Sのライブは3月15日の昼のバンドセットでのライブでございます。この日は管理人の大好きなsyrup16gのキタダマキさんがサポートでベースを弾くみたいですよ!これを機にsyrup16gファンもゴーバンズのカラフルでディープな世界に足を踏み入れて下さい。。次はどういうセトリで来るのか、、、想像するとワクワクが止まらないですね!
そんな訳で、2026年もGO-BANG'Sのライブに足繁く通うつもりなので、ゴーバニストの方々も是非よろしくお願いします...!!