
5月の17日にPIERROTのライブを横浜で観ました。
先に謝罪しておく。XでPIERROTを「神奈川県で観るのは初」とか書いてたけど、よくよく考えると、初めてPIERROTを生で観たのは8年くらい前の横浜アリーナでのDIR EN GREYとの対バンでしたので、初どころか、まず最初に観たのが神奈川県だった〜っていう。我ながらボケてる。。数年前も川本真琴のライブを観るのは初!って書いといて対バンで一回観てたのを失念してたりちょっと早くも脳が劣化してるみたいですね(苦笑)。
PIERROTの事に関しては...前のgooブログでも散々馴れ初め書いたしもういいですよね。早い話が自分が小学生の頃ブレイクしてたバンドで、懐かしさも込みで今ライブ観に行ってます!と。当時ミュージックステーション、CDTV、歌の大辞テンとかでチャートに切り込んでるのを観てそこから頂いた衝撃を未だに覚えている・・・という事ですね。あと、オリコン誌の今週のトップ10を当てろ!みたいな企画で超贔屓目で「CREATURES」を1位予想にしてハガキ送ったり結構盲目的な事もやってましたね〜笑
ううむ、書いてるだけでノスタルジーおじさん全開になりそうなので、さっそく本編行きます。では、以下。

Kアリーナ横浜は今年3月以来、出来てから割とコンスタントに来訪してますね。SOPHIA、ずっと真夜中でいいのに。、MAN WITH A MISSIONで来ましたかね。面子に統一感無いけどね。
有明アリーナよりも更に大きな会場だと思いますけど、ちゃんと埋まってました。そして、Kアリーナ横浜は新しい道が出来て行きも帰りも移動がスムーズになってましたね。音響の時点でかなり素晴らしいのに、これは更に好かれるアリーナになったのでは?
ライブは定刻通りに始まった。重厚なアンサンブル、特にドクドク来るベースの音が堪らなかった「FINALE」からライブはスタート。火柱が立ち昇る中、サビメロにはどこか爽やかな感覚も受けたのがまた面白くもあった。そこから、ライブの定番曲であるダークな「Adolf」、そして、パン!と弾けた特効にもテンションが上がった「ENEMY」と抜群の安定感でライブを進行していく。しかし、昨秋から数えてライブを数こなしているからか、よりバンド演奏の一体感が増してる気もしてそこもまた良かったです。ギターの音が以前よりも更に刺々しく響いてるのもあれから積み重ねた研鑽の成果って感じがしました。キリトも「ヴァー!」とシャウトし絶好調!
「横浜のキ×ガイどもー!」とキリトが叫び、観客のヘドバンも激しかった「自殺の理由」、この曲の時、女性客の振り乱した髪の毛が身体に当たってて「あぁ、V系のライブ来てるなぁ...」としみじみ感じました笑 パンキッシュなドラムの疾走感にもヤラれた「青い空の下...」、この曲は多分初めて生で聴いた、かな?更に、キリトの激しい叫びも印象的だった「セルロイド」。そして、振り付けも相変わらず楽しかった「脳内モルヒネ」と続く。
雨が降ってるかの様な光の演出も綺麗だった「ACID RAIN」。この曲では「あの丘」というフレーズも出て来ており、それに追随するかの様に「HILL-幻覚の雪-」へと繋いでゆく。美しいギターリフに、キリトの「君にまだ届いていない」という切ない歌声が堪らなくこれもまた印象的な一曲でした。からの、希望のロックンロール「PIECES」。これがまた素晴らしく、グッドメロディにタイトなドラムが絡まり、「今でも何一つまだ捨て去る気などないさ」と歌うそのフレーズに素直にグッと来た前半のハイライトでございました。 PIERROTは意外とこういう前向きなロック奏でても様になるのがもう一つのらしさでもあるなぁ、と。
ライブで聴いて大好きになった「REBIRTH DAY」はこの日も最高だった。冒頭のギターリフのいかにもな90年代感、そして、サビの「それでも 足を止めないで」ってフレーズは生で聴くと音源以上に胸に来る。PIERROTみたいな佇まいのバンドが歌うとより胸に来る。歌い終わった後、キリトが後ろ姿で拳をグーにして掲げていたのがまた印象的だった。更に、イントロからして爆上がりだった名曲「PSYCHEDELIC LOVER」。先日、「YOUは何しに日本へ?」で外国人のピエラーが取り上げられた際、この曲が彼女の最推しとの事で、最早ここに来て新しい代表曲?みたいになりつつある。虹色の照明も好きだったのと、アイジのギタープレイがまた鮮烈で痺れる出来栄えでした。
サビメロの良さにこの日も浸った「MAGNETHOLIC」、相変わらずKOHTAのコーナーもあって微笑ましかった。アイジやKOHTAに抱きついて絡むキリトの立ち振る舞いも良かった「満月に照らされた最後の言葉」は、哀愁のメロディと歌唱が切なくて思わず浸ってしまった一幕でした。そこに合わせるドラムの重さにも痺れた一曲。そう言えば、中学生の頃雑誌でPIERROTのセトリを眺めてた時にこの曲がよく入ってた気がする。その頃は中々ライブとか行けなかったからねぇ やっぱりバンドの再結成って夢あるよ。解散したままの方が格好良いのかもしれないけど、でも、再結成したからこそ叶う夢も絶対ある。特に、管理人の様に当時物理的に行けなかった人たちはね。
THE V系という世界観の「ドラキュラ」、キリトはXでやらない。とポストしてたけど、結局二日間とも演奏しましたね。それにしても遠くの席から見るヘドバンの海がまた凄い光景だった。そして曲始まりに城のフレームがスクリーンに映し出されるのでかなり分かりやすかった。
「いいね〜横浜。やっぱり」とキリト、二階席/一階席/アリーナと区分けにして声援を叫ばせつつ、潤に「あんた欲しかったでしょ?黄色い声援」と問い掛け潤が「うん笑」と素直に頷く、そんな二人のやり取りも面白かった。その潤のギターから始まった鮮烈な「HAKEN KREUZ」、あのギターフレーズが始まった時点で大いに沸きまくる客席、流石長年PIERROTのライブを支えて来たキラーチューンなだけの事はあるなぁ〜と。キリトも「アァ"〜!!」と叫びとことんまでダークな世界観が聴き手の胸に広がってゆく。これもまたPIERROTの魅力の一つでもある。違和感を受けつつも暗い感情で生きてゆく人間の悲哀も覚えたりしていた。
本編最後は、大好きな「MAD SKY〜」「CREATURE」の凶悪コンボでフィニッシュ。以前にもこの並びあったよね。「MAD SKY」に関しては、Aメロの歌声が当時と遜色なくみずみずしいなぁ〜と思ったのと、人力デジロックみたいなアレンジがやっぱり今でもめちゃくちゃ格好良い!流石管理人が一番好きなPIERROTの楽曲なだけの事はある。
それと、やっぱり生まれ育った横浜は戸塚でリアルタイムで8cmCDで部屋で「MAD SKY」聴いてた身からすると、ここでこの曲を聴いている!ってだけで嬉しいというか感慨深いもんがあった。「笑っていよう 出口の鍵が見つかるまで・・・」の部分は友達がゼロになった中学の愛知時代の自分を肯定してくれている様でそれにもまたグッと来たりしていた。孤独を選ぶのも一つの道。最後の方にはジャンプしまくって最高にこの曲をめいっぱい楽しんだ、次の「CREATURE」ではヘドバンしまくり、舌出して全力で狂ったフリして、完全に楽曲の世界観に染まってこれまた超楽しかった。フリだけど、客観的に見たら本当狂ってるかもしれない。独身で、出かける先がライブ会場で、ヘドバンしてるって笑 この曲の解放感もまた最高にピエロしてんなぁ。と思える瞬間ですね。
アンコールも敢行。
有明アリーナでのライブに引き続き「真っ赤な花」この曲は有明アリーナの時は久々感もある良い意味での固さもある演奏だったのだが、この日は「普段から演ってます!」って感じのこなれた仕上がりになっててそれにまず感動した。赤いスーツに衣装替えして大人っぽく歌いこなすキリトの姿がまたすっごく格好良かった。また、スクリーンの中で揺れる真っ赤な花たちがとても鮮やかで大好きでした。
潤の情熱的な...スパニッシュにも通じる様なギタープレイから始まった「ICAROSS」!メジャー1stである「FINALE」は当時母親に買ってもらったんですけど、この曲はその中でもかなり好きでよく聴いてた事を思い出した。どこか異国情緒も感じられるサビメロと緩急の付いたサビのドラムがカッコ良かった。祈りに満ちたフレーズにも胸が熱くなった。ステージに火炎が遡り、終末的な雰囲気の中で奏でられた「ゲルニカ」もハードコアでテンション上がる出来栄えでした。
キリトが「横浜 まだ行けますか!」と煽り、そこからメンバー各々一言のコーナー。
TAKEO 「もっと暴れてくれますか?!」
KOHTA 「OKな気分です。」
潤「懸命に生きる皆んなは逞しい」
アイジ「(みんなの)生命力を感じます!」
キリト「(翌日もあるけど)この時点でサイコー。」
「もっと愛し合おうぜー!」と叫び、陽のギターリフが鳴り響いて「ATENA」、そしてライブの起爆剤「蜘蛛の意図」、TAKEOの華やかなドラムプレイから始まる「HUMAN GATE」にて1日目は本当に終わりでした。キラキラした希望のギターフレーズに加え、「それでも笑顔見せている」という歌詞はホントに胸に来ました。「それでも」ってのは、腑に落ちないこと、満たされない現実、足りない自分...を踏まえた上で、何とか人生を楽しもうとしている我々の苦悩も健気さも歌ってくれてる様で、やっぱりこの曲は名曲だよなぁ。と改めてしみじみ感じさせてくれた紛う事なき名演でございました。また、この曲はこういうデカい会場にめちゃくちゃ似合うスケール感がありますね。銀テープも飛び出し、祝福的な雰囲気の中で最高だった初日は終わりを告げたのでした。
ありがとうございました!!!!!
1.FINALE
2.Adolf
3.ENEMY
4.自殺の理由
5.青い空の下...
6.セルロイド
7.脳内モルヒネ
8.ACID RAIN
9.HILL-幻覚の雪-
10.PIECES
11.REBIRTH DAY
12.PSYCHEDELIC LOVER
13.MAGNETHOLIC
14.満月に照らされた最後の言葉
15.ドラキュラ
16.HAKEN KREUZ
17.MAD SKY-鋼鉄の救世主-
18.CREATURE
アンコール
19.真っ赤な花
20.ICAROSS
21.ゲルニカ
22.ATENA
23.蜘蛛の意図
24.HUMAN GATE

しかし、某記事にもあるように、確かに今年は90年代のV系と呼ばれるバンドやユニットが胎動し始めていますね 本当にあの頃の感覚が色鮮やかに煌めいている感じ...自分は所謂V系黄金期の頃に多感な時期を迎えていたので、今のこの風潮がとっても大好きというか、ワクワクする感覚がありますね。なんてったってV系直撃世代ですからね!
その中でも、PIERROTはV系ブームの終わりの方に登場し、解散までヒットチャートの上位に居座っていた紛う事なきレジェンドバンドの一つで、個人的にも思い出深いバンドですので、それを"フツーに"観に行けてるその事実が何よりも尊かった一夜でした。二日目も観に行ったので、明日またシャカリキにUPします!ではでは。