超進化アンチテーゼ2

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ずっと真夜中でいいのに。「永遠深夜万国博 名巧は愚なるが如し」@大阪城ホール 25.4.29

先月の29日に大阪でずとまよのライブを観ました。

 

 

 

 

 

このライブは、ずとまよ初のアリーナツアーの大阪公演であり、別にツアーファイナルとかでは無かったんですが、最後の東京公演のチケットが取れなかったのでここが個人的なファイナルだ!と決めて行くことにしました。ZUTOMAYO PREMIUMの先行で色々申し込んでみてこの日が当選したんですけど、最初は横浜と千葉も当たってたんで少し行くか迷った。ただ、ツアーの後半にも行きたかったのと、大阪城ホールはこれまで行った経験が無かったので、これを機に行くのも良いかな。と思って2025年初遠征する事に決めました。

正直、住んでる地域と別の地方に行くのはかなり楽しい。し、良い経験になる。なので、時に遠征に行くのも個人的にはオススメではありますね。カールも買ったし笑

 

 

 

 

 

 

大阪城ホールに着くと、外装が本当に城風になっててテンション上がった。やっぱり初めての会場に行くのはいつだって楽しい。音響もライブハウスっぽさがあってかなり好みでした。イメージだと、大阪に於ける武道館の役割を果たしてる〜みたいな。

 

ライブは、このツアー恒例の石坂浩二のナレーションからスタート。「諦めない愚か者たちの実験の博覧会である。」みたいなセリフから「虚仮にしてくれ」そして、開会式から割れるくす玉〜とお馴染みの流れ。アコギの音色から始まり、途中で 「ずっと真夜中でいいのに。です」って挨拶も挟んだ「嘘じゃない」更に、イントロのACAねさんのエレキギターの音色も痛快だった「秒針を噛む」。「笑って転んで情けない」等センチメンタルの雨が降る中、これまた恒例のシンガロングがまた熱い。熱い上に、「変な声で!」と捻くれた注文も入るのがまたずとまよらしくもあった。

カッティングのリフが気持ち良い「消えてしまいそうです」は昭和のAORっぽい雰囲気とサーフロックが混ざった様なライブならではのアレンジが心地良かった。からの、「ミラミラミラーチューンっ!」のタイトルコールにもテンションが上がった「ミラーチューン」。君がいなければこの世界は始まらない〜と語りかけるこの曲はずとまよの中でも随一にコンサート感に溢れてて毎回毎回カタルシスが凄い。そんなキラキラしたムードを味わいつつ、ハードロックにも通ずるヘヴィなアレンジを施された「勘ぐれい」に突入。ギンギンのベースラインに未来楽器と称された光るTVの音色が印象に残った。最後の「ボンボンボボンボンボンボンボボンボンボンボンボン」の部分のシンガロングがまた異様でありながら一体感があって素晴らしかった。

 

ダークなテンションで「馴れ合いサーブ」、キレッキレのメロディに破壊力満点のベース、そして「愛愛!」の大合唱も相まって今シリーズに於ける一つの起爆剤になっている曲でもあった。間奏がオールディーズのロックっぽいギターフレーズで彩られてるのも相変わらず面白かった。日々のストレスが発散される様な一幕でもあった。

「やぁ。」の一言から(生で聴くとそう聴こえる)代表曲の一つ「残機」。Aメロのボーカルが今までよりやさぐれ感増してて更にヤンキー感UPしてた。レーザーが飛び交い、ACAねがビームサーベルを振り回しながら歌うその様はアジテーターみたいで非常に格好良かった。生存競争を促す様なフレーズの数々もアリーナとかで聴くと更にハイスケールで気持ちが昂る。このツアーに参加するの三度目だけど、高音の美しさと最後のスキャット含めて一番完成度の高い「残機」が聴けた。

そして、ここで新曲「形」を披露(!!)。ここまで横浜千葉大阪と同じセトリで来ていたが、ここで初めてセトリの変更を体験。しかも、これから発表予定の新曲をいち早く聴けて正直遠征した価値あったなぁ〜としみじみと感じた。

曲としては、タイトルでバラードかな?と予想してたけど、意外と結構アップテンポでサビメロがドラマチックな好感触の曲だった。

歌詞は、

「選ばなくていい」「病みの鎧」「有罪な人生です」みたいな感じだったかな それと、

「信じたいものを選んだっていいでしょ」みたいなフレーズも凄く胸に響いたな それを情感たっぷりの声で歌い上げる訳だから、そりゃもう最高でしたよ これも音源で改めて聴いてこの日の記憶と擦り合わせたいですね。

 

ここで、光る石を回転させる演出を挟んで弾き語り〜からのバンドが加わるスタイルで「上辺の私自身なんだよ」を披露。この曲は元々大好きな曲なのでアリーナツアーで定番化してくれて本当有難い。優しいアコギの音色に「はぁ〜」と綺麗なボーカリゼイションが響き渡る。ゆらゆらと揺れるリズムに心地良くなりつつ「泣いてんの それは誰にでもあんだよ」と美しい歌唱が胸に伝わり思わず泣きそうになった。

この曲は誰しもが胸に抱く不安な気持ちや苦しみにガッチリ寄り添ってくれる気がして毎回泣きそうになってしまう。横浜ではリアルに泣いたけど。最後の「はぁあ〜はぁ〜!!」と感情を振り絞る様な声がまた素晴らしかった。

「がんばろー」と自分自身に言い聞かす様に歌っていた様も沁みた「クズリ念」、思いを吐き出す様に精一杯歌唱しているその姿もまた感動的でした。

日替わりコーナーでは、遂に「ろんりねす」以外の曲が来た。ライブで初めて聴く「居眠り遠征隊」だった。これが複数公演に行く醍醐味だったかもしれない。セトリのガチャ。ジャーマンロック風のお洒落で土臭いアレンジがまた素敵でした。

 

ライブも後半に突入。

ACAねさん「やれんのー!?」とコールし、のどじまんでよく使われるチューブラーベルを鳴らしてから「微熱魔」がスタート。正直、このアイディアも凄いというか、ずとまよは音楽的探究心が本当にスゴいよなぁ...としみじみ思う。あれをライブに取り入れてるの初めて観たもんね。曲中でもACAねさん演奏してたけど、違和感まったくゼロの素敵な演奏でした。よりタイトなドラムと踊りながら可憐に歌いこなすACAねさんの姿もとてもキュートで良かった。この世界にドキドキしていたい!という熱量を感じたステージでした。

直立不動気味で歌う始まり方もクールで格好良かった「胸の煙」、滑らかなメロディと悲しみを引き連れて歌うその情感に陶酔しつつ、サビが終わった後の放心状態みたいな歌い方で歌う「あーあーあああー」の部分がまたとっても鋭角な哀愁を感じさせてくれて良かった。

去年生まれた会心のキラーチューン「海馬成長痛」、攻撃的なギターリフにキレキレのACAねのラップ、そして「冴えないリズムで踊り明かすからね」というフレーズの自棄的で肯定的なテンションにこの日もヤラれて管理人も無我夢中で踊り狂った。どれだけ惨めな存在でも、この世界を楽しむ事だって出来る。そんなナニクソ根性も感じられるフレーズでもある。終盤では火柱も上がって演出も派手派手でした。

華やかなディスコチューン「MILABO」からライブで聴くと音源以上にノリノリになれる正に"ライブで更に化ける"名曲「シェードの埃は延長」、この曲は明確にライブで好きになった気がする。音源で聴いても良いんだけど、「わたしがわからない〜♫」の部分のライブならではのテンポ感、踊りながら歌っている様子の視覚的な気持ち良さは格別のものがある。メロディが少しシックでもあるので、大人のずとまよを味わえる曲な気もした。「平然ぶって 踊ってみる 容赦なく」のパンチラインはライブで改めて聴くとACAねにしか紡げない独特かつ凄味に満ちたフレーズだなぁ、と。ここまで間接的に背中を押せる様なフレーズを書ける人は早々居ない気もする。

 

バンドメンバーがバイクのラッパをパラリラと鳴らしまくり、ACAねさんが「まだまだやれんのー!?」「起きてんのー!?」と観客を煽り、代表曲の一つである「お勉強しといてよ」を威風堂々と放つ 観客のシンガロングもアツい 相応の熱狂を生み出しつつ、イントロからして爆上がりだった「TAIDADA」と超アッパー・モード!いつも以上に艶っぽい歌にも心酔しつつ、サビでは恒例のジャンプ!火柱!!更に、ラスサビの後に「おーい!」とシャウトするACAねさんとめっさノリノリになりつつ曲終わりには「ありがとー!」と大声でACAねさん。その怒涛の一体感に酔い痴れつつ、本編最後は「暗く黒く」でフィニッシュ。その前に

「一つ一つの事が当たり前になって」

「感動しづらくなっている」

「向き合うべき情緒(がある)」

「非効率なものに騙されていたい」みたいな...断片的な述懐で申し訳ないけど、そんな言葉を述べつつ疾走感を保ちつつ大切を守り抜く様なアンセムを会場に叩きつけて本編は終わりを告げました。

 

アンコールも敢行。

このツアー恒例のキラキラとしたスパンコールの衣装にて遂に5月の22日に配信リリースも決まった新曲「クリームで会いにいけますか」を披露。尚、この日はポニテで登場してましたね。 ステージ中央にはうにぐりも出演しダンスを踊っていました この曲は歌詞も良くて「何者でもないクリーミーさ」と自分をカテゴライズしなくてもいい、中途半端でもいい、どこにも属していなくてもいい・・・とまた違った角度からの鼓舞ソングの様にも感じられました また、この曲の派手なキラキラ感はライブで聴くと本当気持ち良い! 「今なら会いにいけますか」のキャッチーで祈りを込めたフレーズの良さに加え過去のディスコナンバーを超える様なステージ映えするカタルシスがあり、これは是非現場で体感して欲しいところである。

歌詞に共感しかない「あいつら全員同窓会」。「嫌味に費やすほど 人生長くないの」とか「どうでもいいから 置いてった」とか、生で観客の熱量と併せて聴くとより痛快。

本当の最後は「眩しいDNAだけ」でエンド。その前に長めのMC

「いっぱい余韻を持って帰って下さい」

「孤独があるって思えると挑んでいるあかし」

「孤独であることは堂々としていいんだって思えて」

「堂々たる孤独です。」

「小さく「がんばろー。」って思えてる」

「一緒に戦おう!」と、これまでの公演とはまた一味違う問い掛けを放ちつつ、R&B的な軽快さを含みつつの「眩しいDNAだけ」各々のソロがあったり全員で鳴らす時の衝撃性、ACAねのソウルフルなスキャット、今この瞬間にだけに懸ける様なテンション、そして特効!そのすべてが熱量たっぷりの盤石のエンディングでございました。終わった後ACAねさんが「ぴゃあ!」と言ってたのも可愛かったですね。

去り際に

「また会いに来てねー」

「楽しかったよー!!」

と叫び、最後はサムズアップポーズをして舞台から去ってゆきました。胸の中にモヤモヤや切なさを抱えつつも、それでも日々を踊り明かしてゆく。それを一緒に頑張ろう!と言われたらそりゃもう足掻かずにはいられないでしょう!

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

セットリスト

1. 虚仮にしてくれ
2.嘘じゃない
3.秒針を噛む
4.消えてしまいそうです
5.ミラーチューン
6.勘ぐれい
7.馴れ合いサーブ
8.残機
9.形(新曲)
10.上辺の私自身なんだよ
11.クズリ念
12.居眠り遠征隊
13.微熱魔
14.胸の煙
15.海馬成長痛
16.MILABO
17.シェードの埃は延長
18.お勉強しといてよ
19.TAIDADA
20.暗く黒く

アンコール

21.クリームで会いにいけますか
22.あいつら全員同窓会
23.眩しいDNAだけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という訳で、あまりにも楽し過ぎたずっと真夜中でいいのに。の大阪城ホール公演2日目の感想でした。はてなブログに移行してからずとまよのライブの感想書くのは初めてなので気合を入れて述懐いたしました。本編でも書いたけど、セトリが横浜千葉とは若干違うものを体験出来たのでその意味でもツアーに複数参加する醍醐味をしっかりと感じつつ、更に研磨されたその表現力や演奏力に打ち震える事が出来た最高の遠征ナイトでございました!

そして、今月の22日には先述の「クリームで会いに行けますか」の配信リリースもあるので、まだまだずとまよ熱は収まりそうにありませんね。という訳で、今後もずとまよの記事書いて行くので是非よろしくお願いします♫